反響室の中と外

反響室の中と外

Twitterまとめや書ききれなかったこと、映画の感想、日々の妄言等々。

読書記録

『マルモイ』から再度イ・ヨンスク『「国語」という思想』を見渡す(短評)

2019年の韓国映画『マルモイ ことばあつめ』(原題:말모이)は、1942年に起きた朝鮮語学会事件を主題に取り、日本による韓国併合から第二次大戦終戦(日本の敗戦・韓国の主権回復)まで行われた朝鮮語弾圧とそれに対する抵抗を描いた作品である。映画の内容…

A.ヘス『レストラン「ドイツ亭」』及びB.ポムゼル&T.D.ハンゼン『ゲッベルスと私』短評

読んだ順は間を置かずに前者→後者。ただし前者を読みはじめる1週間ほど前に後者の書籍と同じ制作チームが撮影した同名のドキュメンタリー映画を視聴している。この映画を視聴するに至った動機のひとつとして前者の出版情報があったため、どちらが先、という…

2020年に読んだ本の一部の所感

2020年の6月くらいからやるやると言いながらまとまるかどうかわからなかった読書紹介文、できました。 学生の頃は日本の現代小説をよく読んでいたのですが就職後はとんとご無沙汰になり、いろいろあって現在の環境に落ち着いた2019年に14冊しか本を読まなか…

2020年に読んだ本リスト #2bks1m

1. 批評・学術・ルポ と 2. エッセイ・自伝・啓発 の区切りはかなり曖昧で個人のバイアスが入っています。その点ご容赦ください。また、ジャンルごとに分類したほうがいいかどうか迷ったのですが、それもだいぶ恣意的になりそうなので見送りました。気になっ…