反響室の中と外

反響室の中と外

Twitterまとめや書ききれなかったこと、映画の感想、日々の妄言等々。

映画視聴記録と感想・2016/06〜08

 3か月分のまとめなのでちょっと内容忘れてるんじゃないか疑惑があったりなかったりツイッターからそのまんまコピペしたり。

 劇場新作及び媒体新作について、別記事を既に上げているものに関してはそちらにリンクを張って省エネ兼ネタバレ防止としています。

 旧作(概ね国内でソフトウェア販売及びレンタルが開始されているもの)については、あからさまな記述は避けますがある程度の内容への言及はご了承ください。

 公開年は全て初公開年で統一しています。

 

【新作】

○或る終焉/Chronic(2015・墨/仏)

○神様メール/Le tout nouveau testament(2015・白/仏/ル)

エクス・マキナ/Ex Machina(2015・英)

マネーモンスター/Money Monster(2016・米)

○ハイ・ライズ/High-Rise(2015・英)

 

○TOO YOUNG TOO DIE! 若くして死ぬ(2016・日)

 ものすごく久しぶりの邦画でした。さらっとメタネタ放り込めちゃうテンポ、嫌いじゃない(そこは素直に好きって言おうよ)。
 ツイッターで流れてきたどなたかのコメントで、「他の(メディアミックス起用の多い)俳優は二次元の実写化において一旦三次元に足場を移してリアリティを肉付けする役作りをしている。ただし神木くんだけは別だ、彼は次元の壁を越えようとしている」と仰っていたのが説得力ありすぎてどうしたらいいんだ。本作はメディアミックスではないけどね。

 

【旧作】


(6月)
ホビット 竜に奪われた王国/The Hobbit: The Desolation of Smaug(2013・乳/米)
ホビット 決戦のゆくえ/The Hobbit: The Battle of the Five Armies(2014・乳/米)

 1作目だけ見てからずいぶん時間が経っていました。せっかく大作にするならもうちょっと脚本を練ってほしかったなとも思いますが、それでも人間の普遍的な業みたいなものがちゃんと描かれてるところはとても好きだった。トーリンの変貌もスランドゥイルの冷酷さもそれらが彼らにもたらす結果も決して特殊な現象ではなくて、すべて身に覚えのある揺らぎに思えました。その中で「不変」と「観察者」の象徴だったビルボの錨のような安心感。だからこそ指輪が絡んでビルボが「当事者」になってしまうシークエンスは(後の災いを考えると一層)居た堪れなくて辛かったなと。


○恋する宇宙/Adam(2009・米)

 象徴的なアダムの食事のシーン。同じカットを定点観測的に挟むことでストーリーの経過が語られる演出はあたたかくも寂しくもあり。(アスペルガー症候群の設定って必要だった? と思わなくもないけど、あくまで自然に身近にあるものだという解釈ならある程度納得できる)(恋愛というよりは人間対人間の関係性づくりを描いた作品でしたね)
 ヒロイン役がローズ・バーンさんだったのを最近になって知りました。遅い。


潜水服は蝶の夢を見る/Le scaphandre et le papillon(2007・仏/米)

 障害があろうが何があろうが人間を善人でも悪人でも障害者でもない「人間」として描写する精神はそう簡単に見習えるものではない。傍にある人の心の綾と、想像の中の世界の鮮烈さと。それにしても、傷んでいるときの人間にとって健やかな人の目まぐるしさというのは本当に「烈しい」としか言い表せないなあ。


ヒトラー 〜最期の12日間〜Der Untergang(2004・独/伊/墺)

 あの有名な「総統閣下はお怒りのようです」パロディの元ネタ…しかし当たり前ながら本編は重かった。始めてしまったことを終わらせる難しさと、自分をごまかさずに生きる難しさと、心酔したものを折られてなお生きられるかという難しさと。はじめはただ異様に見えたエヴァの赫きが最後には愛おしく見えてしまう、役者さんの技量でしょうか。


(7月)
スター・トレックStar Trek(2009・米)
○スター・トレック イントゥ・ダークネス/Star Trek Into Darkness(2013・米)

 やはりリブートはTVシリーズやTOS時代からの多くのファンの方の思い入れのうえに成り立つ作品だと思うので、新参者としてはつべこべ言わずにゆったり世界観を楽しむのがよいようです。J.J.エイブラムス監督ファンとして素直に楽しかったですし、ペグさんやSTIDのカンバーバッチさん等既知の方々だけでなく新しい魅力的な俳優さんにも出会えました。11月のビヨンドを心待ちにしています。


○キル・ユア・ダーリン/Kill Your Darlings(2013・米)

 この映画が描いた「青春」は徹底的な当事者性を持って痛々しいし息苦しいし逃れられない。きらきらと美化された青春が持て囃され消費される世の中で、ここまでその痛みの真っただ中を抉り出した作品に向き合うことになると思っていなかった。なかなか出会えない作品でした。


○偽りなき者/Jagten(2012・丁)

 地味なようで実はものすごく野心的な「子供」の捉えかたに製作者の冷徹なまでの観察眼の鋭さを感じると同時に、あくまで人間の集合である「社会」に無謬はないんだよなあと思い知らされる作品でした。当初マッツ氏目当ての鑑賞ではあったんですが、それ以上にいろんなことを考えさせられて、すごくよかったと思います。


(8月)
○ハーモニー(2015・日)

 この際なのではっきり言ってしまうのですが、わたくし数多おられるであろう原作・伊藤計劃信者の一人でございます。で、信者としてひとこと申し上げるならば、ぜひ原作小説はご覧になっておいてくださいとだけ。損はしませんから。ぜひ。
(というか、この劇場版アニメはアニメ化というより原作のビジュアル的補足と捉えたほうが色々齟齬が少ない気がします。あと主人公役の沢城氏筆頭に声優陣が大変いい仕事をなさっておられました)


○ヴィクター・フランケンシュタイン/Victor Frankenstein(2015・米)

 某フォロワー様におすすめ頂いて見た初マカヴォイ氏。なぜこんな人のツボを抉り抜いてくるような俳優さんをスルーしてたかね…と自分を詰問したくなりました。英国ヤベエ(語彙力の崩壊)。そんなこんなでノーチェックだったのもあり、ラドクリフ氏をそこまで熱心に追っていなかったのもありで、(元来の両俳優さんのファンの方であればもしかしたら様々にショックを受けられていたかもしれないあれこれについて)ふむふむとフラットな目線で楽しめました。アンスコ氏もゲイティス氏も出ていてSHERLOCKファンにもおいしい仕様になっております…?


X-MEN ファースト・ジェネレーション/X-Men: First Class(2011・米)
X-MEN フューチャー&パスト/X-Men: Days of Future Past(2014・米)
X-MEN アポカリプス/X-Men: Apocalypse(2016・米)

 多分今年いちばんのうっかり足を取られて沼ドボン案件。まさかこのタイミングでマーベルに刺されると思ってなかった。
 妄想がいきすぎてチャールズさん考(http://fusetter.com/tw/qGMJl#all)とエリックさん考(http://fusetter.com/tw/c948V#all)など書きなぐっておりますのでネタバレと若干腐臭がしても大丈夫なツイッターユーザー様はどうぞ…

 


 っていうか9月終わってる!9月の映画まだまとめてないよ!まずい!(何が)